Department

戻る

看護領域 看護教育学/看護管理学

看護教育学/看護管理学について

看護教育学および看護管理学は、それぞれ独立した研究領域ですが、クライエントに質の高い看護を提供するために、看護の提供者側に焦点をあてて現象を探究していくという共通点があります。本大学院では、看護管理学領域と看護教育学領域がタッグを組み、院生の皆さんひとりひとりの興味関心や経験を大事にしながら共に歩んでいきます。皆さんがライフワークとなる研究テーマをみつけ成果を産出し、研究能力や問題解決能力を育むことを支援します。

主な研究テーマ

【看護教育学】

  • 看護基礎教育に関する研究
  • 看護継続教育に関する研究
  • 看護学生および看護職者の発達の支援に関する研究 

【看護管理学】

  • 看護管理に関する研究
  • 看護師のキャリアに関する研究
  • 看護サービスの質管理に関する研究
  • 看護情報管理に関する研究

 

 

 

みんなでディスカッションしながら

研究ゼミをすすめています

修了生の研究テーマ

【看護教育学】

  • 看護チームの心理的安全性を醸成する師長の行動-急性期病院の病棟看護師の認識-(2024年度)
  • 看護師長が認識するプラトー現象にある中堅看護師の看護実践能力を高めた支援(2024年度)
  • 看護学生が良いととらえた同時双方向型オンライン授業の特徴(2021年度)
  • 発達障害およびその傾向をもつ新人看護師の業務遂行上の困難と要望する支援(2021年度)
  • 看護専門学校に所属する看護教員のレジリエンスを構成する要素ー教育経験5年未満に焦点を当ててー(2020年度)
  • 臨地実習において看護学生の自己評価に対して個別に支援を要するときの看護教員の関わり(2019年度)
  • 看護職における再就職者の組織社会化と個人特性および教育的支援との関連(2017年度)
  • 看護専門学校の若手教員による講義における授業案の改善(2016年度)
  • 看護学実習における看護教員が行っている実習指導者との協働(2016年度)
  • プリセプターの役割遂行状況と知覚する支援との関連(2014年度)
  • 看護教員のレジリエンスの実態と関連因子ー自己教育力と職場内のソーシャルサポートに焦点を当ててー(2014年度)

【看護管理学】

  • 看護師長がスタッフに意図的に示す部署責任者行動の抽出と尺度化(2015年度)
  • 卒後1?2年目看護師の自己教育力と職場の組織風土との関連(2015年度)

修了生からのメッセージ

かけがえのない

私は臨床で院内の教育担当を担う中で、スタッフが活き活きと働き、実践を通して成長できる環境を作っていきたいと考え、看護教育への学びをより深めるために大学院への進学を決めました。仕事と学業の両立に困難を感じることもありましたが、学んだことを臨床に持ち帰り、実践に活かせることへの楽しさや喜びが大きく、充実した3年間を過ごすことができたと感じています。また研究への取り組みでは、経験の少ない私に対し、ひとつひとつ順を追って丁寧にご指導くださり、行き詰まりを感じたときにも一緒に考えてくださるなど、濃やかなご支援をいただきました。同じ研究室の仲間とのディスカッションもとても楽しく、毎月のゼミはとても有意義で学びの多い時間でした。大学院に入学しなければ、本研究室に入らなければ得られないたくさんの経験ができ、自分自身の成長にもつながったと感じています。大学院への進学を検討されている方、興味はあるけれど不安のある方などもいらっしゃると思いますが、ともに学ぶ仲間が増えてくれたら嬉しいなと思います。

鈴木菜穂さん

私は臨床で働く中で、臨床現場で働く看護師にどのような関わりが必要か、どうすれば能力を高められるのか、もっと教育的な関わりを学びたいと思い大学院に進学しました。仕事を続けながら大学院で学ぶことは不安も大きかったですが、授業やゼミは対面、オンラインとどちらの方法も活用し、有効に時間を使い学習を進めることができました。研究を進める際には基礎的なことから細かく丁寧に指導していただき、特に私自身の気づきや学びを大事にしてくださいました。また、研究室での先生方や院生とのディスカッションでは、自身には無い視点を養うことができました。大学院の先生方や院生との出会いは私自身にとってとても良い経験となり、3年間を通し自分自身の成長に繋がる機会を得られました。今後は大学院の学びを活かし継続して研究、教育を続けていきたいと考えています。大学院への進学は迷うこともあると思いますが、大学院でしか得られない経験や学びがたくさんあります。ぜひ研究に興味を持ち、自身の学びに繋げてほしいと思います。

前田 祐子さん

かけがえのない

 私は看護学生が実習に活かせるような講義や演習の授業づくりを研究したいと思い大学院を志しました。コロナ渦により志した研究が難しくテーマを変え苦慮しましたが先生方のアドバイスのもと結果をまとめることができました。教育、授業、学習、評価とはという当たり前のことを探求し言語化することや研究につながる様々な事柄を考える過程が大変貴重な時間であり視野を広げて物事をとらえることにつながったと思います。先生や院生とのディスカッションは学ぶ楽しさや面白さを感じ刺激を受けます。本学の特徴であるヒューマンサービスの授業を通じて他領域の院生と討議する機会に恵まれ、各職種の専門性を活かした考えに触れることができ大変有意義でした。仕事と学業の両立は学習する時間確保が大変でしたが、それ以上に学ぶ楽しさを感じた3年間でした。現在は大学院で得た学びを看護基礎教育の現場に活かせるよう努力し、研究活動も継続していきたいと考えています。

武信真理子さん

 

 

 私は、臨床での新人?学生指導を通して看護教育に興味を持つようになり、臨床経験10年が経った時により深く看護教育について学び、将来的に看護教員を目指したいと考え、大学院への進学を決めました。仕事と学業の両立は非常に大変でしたが、大学院での3年間を通して改めて自分と向き合うことができ、看護師としてだけではなく、1人の人間としても成長できたと感じています。また、本研究室の先生方は、実現が難しい研究テーマに取り組みたいという私の思いを尊重し、学生の私と共に悩みながら、きめ細やかで的確なご指導をしてくださいました。本研究室を選んでいなかったら、私のやりたかった研究は恐らくできなかったと思います。先生方から頂いた指導の一つ一つが私の財産となっています。大学院に入学する前は、不安も強く一歩踏み出すまでに時間を要しましたが、大学院に進学したこと、本研究室を選んだこと、全てが本当に良かったと思っています。私と同様、大学院への進学に不安を抱えていたり、どの研究室を選べば良いか迷ったりしている方がこのメッセージを読み、本研究室に興味を持っていただけたら嬉しいです。

谷津めぐみさん

担当教員

【看護教育学】

 指導教員   宮芝智子

 指導補助教員 加藤木真史

        渡邉恵

前のページに戻る